次の日の昼休みに、故有夕食用の弁当を買いに外出し序でに最寄りの家電量販店でi-tune
cardを購入する。前項で記したように、前日購入を決めたものを2月下旬まで待っていては自己学習が進まない。せめてTamba にしてもZimboにしてもアルバム1枚ずつは触れておきたかったのと、何といっても可能であればTambaの「Avanco」の音源は確保しておきたかった。“この際、敢えて掟破りはしてやろう”と思った。
職場の居室に戻り、P.Cを開きi-tune storeのチェック開始。“何と!”明らかにネット通販よりも品揃えが豊富ではないか! 主たる目的の「Avanco」もあり、ポチる。そしてその横に明らかに企画ものであるが、「Tamba Trio/
Debute & Live (2012)」なんてものがある。“たくよ~”と心で唸りながら、それもポチる。Zimbo Trioについては、「The Best of Zimbo Trio 25th
Anniversary 1988~2013」をポチる。しかしこれは少し外した感あり、少し後悔す。
それにしても、i-tune store恐るべしw。気になる音源が色々あって、ついついポチリたくなる。ものの数分で購入出来て、気が付いたらそれなりにお金を使っている。成功―報酬系を刺激する仕掛けで「良い子の皆さんは決してマネしないでくださいね」と言いたくなったw。更なるポチリ衝動を抑えたが、その他気になるアルバムは残されており、今後もポチっていくのだろうなあ。
“昔々俺たちが若い頃はなあ~”とジジイのようなことは言いたくないが、やはりレコード・CDを買う時は、実際にそのものを手に取ってあれこれ考えつつ、尚迷う場合は店主(これあくまでも店主がいた時代~Green Houseのご兄弟が店頭に実際立たれていた時代)に相談なんかして、特にLPなんぞは店主に相談すると、実際にそのLPをターンテーブルに乗っけてくれて視聴させて貰って、その上で財布と相談しながら、買ったりしていたものだ。
そして、お目当てのCD/LPを獲得したら、次に街をしばし彷徨って喫茶店に立ち寄り、獲物を眺めて、ライナーノートを読んで独りニマニマしていた。それがあの頃の幸せのひとつだったような気がする(あれ?ひょっとして、ネクラな野郎だと想ったりしますw?)。でも、それは本当に幸福な時間だったなあ。
え~、さて、その夜からこれらの3つアルバムを繰り返し暇な時に聴いている。Zimbo Trioについては、後期作品のベスト盤、Tamba Trioについては初期の作品になるので、両者を比較して何かを考えることは意味がない。勿論評論なんてボクには出来ないから、あれこれ言えないけれど、3つのアルバムとも夫々に魅力的であった。
Zimboのbest盤を聴きながら浮かんだ連想は、洗練と気品、素都のない職人芸というところか。何となく晩年のOscar Petersonの作品を連想してしまった。
「Debute &Live(2013)」に使われていたphoto |
それからTamba Trioの「Avanco」「Debute&Live(2013)」この二つのアルバム………、ええと自らの不明を恥じつつ申し上げますが、これは傑作ですw! スゲースゲーw。ルイス・エサを始めとする彼らの3人の才気あふれる瑞々しい演奏が凡人のボクにも伝わってくる。彼らの意欲というか、音楽的野心というかそんなものが感じられるし、演奏もビシッと決まってソリッドだし、今聞いてもとてもスタイリッシュな感じがする、誠にカッコ良いw。何だかものすごく納得できる。何時ものパターンで恐縮なのであるが、なんであの当時彼らの演奏の凄さに気が付かなかったのかねえ……...。聞き直してみると、90年代の企画コンピレーションアルバムで取り上げられた曲が多く含まれていた。企画ものコンピレーションアルバムだけで判断してはいけないね。やはり原典に当たらねば・・・・・w。
その他、もう2-3あの当時然程それほどTamba Trioに惹きつけられなかった個人的な理由が思い浮かんでいるのであるが、それは余りにも個人的な事なので、これを読まれる方にはつまらなこと大であるだろうから、その辺りは割愛させて貰うけれど、ひとつ思い浮かんでいるのはブラジル音楽へのアプローチというか入り口が違うと当然ブラジル音楽の好みも少しずつ変わってくるかなとそんなことを漠然と考えていたりした。ああ、でもちょっとイチロウ、ジロウ、コウスケのルイス・エサの音楽に対する彼らの所感を聴きたくなったな。今度のオフ会では彼らの意見を聴いてみようと思う。おお、これで楽しみがひとつ出来て、益々気分は盛り上がっていくのであったw。
おわり。
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