平成26年10月26日(日)、午前4時30分頃に起床。
前回の琵琶湖reunionでは、前日に大酒を呑んだ挙句、寝坊をして他のメンバーに迷惑をかけるという大失態をしてしまったので、緊張感があったのだろう。仕掛けた目覚ましよりも早く覚醒してしまった(笑)。
暫くぼんやりとし、シャワーを浴びて、Gilberto’sのチームジャージに着替えた。当初懸念したほど寒くないのでアームウォーマーとレッグウォーマーは着たもののウインドブレイカーは必要なかった。
5時過ぎより、荷物、ロードバイクをクルマに積み込み始める。既に他のメンバーも準備を始めているようであった。辺りはまだ日の出前で暗く冷気が身を包んで気持ちの良い朝だった。
約5か月楽しみに待った日でもあり、ほど良い緊張感があった。
予定通り、午前5時30分に5人が2台のクルマに分乗しホテルを出発。午前6時までに因島北インターを通過すれば良いとの規定であったので、ゆとりを持ってインターチェンジに入る。インターチェンジの入り口には、しまなみ海道を予定時刻に閉鎖するべく、道路公団職員、警察官が立っていた。
しまなみ国際サイクリング大会開催に合わせて、当日の午前6時から午後12時まで高速道路を閉鎖することになっていた。私としては、事前にはあまり考えてみもしなかったが、レジャー大会如きに、本州と四国を結ぶ動脈の一本を閉鎖するって、交通や物流にかなりの影響が出ることになるのだろうし、一地方自治体の力だけでは開催できない筈で、国交省、愛媛・広島両県消防、警察関係諸機関の協力体制がないと実現できない企画なのだということに現場に来てみて初めて実感し、主催者側の企画力には大いに敬服したものだ。
ホテルを午前5時30分に出発して、薄暗い中を今治のスタートポイント(今治インター)付近を目指したのであったが、まずは西濃運輸の配送センターにジロウとヤマグチ青年のバイクを受け取りに行く。今治インターを通過した頃は6時過ぎだったと記憶しているが、既に道路の規制が始まっていて、迂回路を探すことになった。ジロウのナビのおかげで、多少の迂回時間を要したものの、配送センターに辿り着き、二人をそこに下ろす。彼らは、そこからバイクで直接、スタート集合場所に向かう事となった。
その後、主催者が指定していた臨時駐車まで私のクルマを先行にして2台連ねて走る。隣に座ったコウスケがナビしてくれるが、似たような丘陵地帯が続くため地図と自分たちの位置が突合出来なくなる。道に立つ大会スタッフ・ガードマンに指定の臨時駐車場を訪ねるも、彼らの説明は要領を得ず、あちこちを走り回ることになった。
暫く走ってお手上げ状態となったところ、何処の道をUターンすることになり、後ろを走っていたイチロウとクルマを降りて“お手上げ状態”のむね伝えると、彼が鋭く指摘。“臨時駐車場は、昨日受付会場の有ったしまなみアースランドの近くだよ。クルマのナビに履歴残っているだろう?”
“ああ‼‼”そういうことだったのかと、慌ててナビの履歴から場所を割り出して、ものの5分で現地に到着。辿り着いたのは7時過ぎていた。そこから、バイクを取り出し、組み立てて、指定のゼッケンを付けて3人で2㎞以上離れたスタート集合場所に向かったのであった。
スタート集合場所に辿り着いたのは結局午前8時前後、集合場所前の道路には既にA、Bコースに参加する人の列が出来ていた。凄いヒトの数、その眺め壮観である。コウスケと私は、Dコース参加者集合場所に自転車を置き、隣のEコースに居るであろうイチロウ、ジロウ、ヤマグチ青年に会いに行く。
比較的スムーズに3人と出会えて、それぞれのスマホカメラで記念撮影。雑談・トイレを済ませて、再びDコース集合場所に戻ると既にもぬけの殻状態。スタートへの集合案内がかかり、前の道に列を作ってスタートポイントに向かっていた。慌てて、コウスケとDコースの列の最後尾に入り込む。
辺りを見回すと、台湾からの団体客、欧米からのグループ、東南アジアからのグループの参加者が目についた。それから女性参加者も結構多くいた。“そうかこのコースは、初心者から中級クラスの経験者と、外国からの参加者が結構いるんだな。そういうコースなのだ”とこの参加者の構成から雰囲気が読み取れてやや安堵。シャカリキになってバイクを漕ぐ必要もなさそうだった。スタートポイントの今治インターまでは、自転車を押してゆっくりと移動する。途中でドローン(ラジコンヘリコプター)による空撮なども行われていて、その器械に向かって手を振りながら歩く人たちも多く、和やかなムードでスタートポイントまで歩いた。
午前8時45分、コウスケと私の参加するDコースがスタートした。スタート前に、この日のためにDLしたAndroid用のRuntastic road bikeを起動させようとしたが、何故か動作が遅くエラーを連発。あれよあれよとスタートの号砲が鳴って、発車せざるを得なくなった。“全くもう!この期に及んで!”と舌うちをしながらの出発となった。
~つづく~
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