2月25日(土)、26日(日)イチロウと共にミニ自転車合宿を行う。
今年3月12日に開催される「琵琶湖ロングライド2017」に、Gilberto’sの仲間と出場する予定としているが、私は、毎度のことながら練習が思うように出来ていなかった。
そこで、大会日前にイチロウと1度は100㎞越えの自転車ツーリングをして体を慣らしておこうではないかと2月中旬に決めて、26日にイチロウと走行することにした。その後、当初参加予定であったジロウとヤマグチ青年から、「この度は仕事の都合で不参加」との連絡があった。
「それはお互い社会人なのだから仕方ないが、何時かジロウの仕事がひと段落着いたら、彼らを我が町に呼んで、自転車合宿と称して遊ぼうではないか」とイチロウと話し合い、その企画を二人で強引に進めてしまおうということになった。
このような経緯/ “琵琶湖ロングライドに向けての調整”と、それとは別に“Gilberto’sの面々を呼んで合宿形式で遊ぶための下見”として、比較的温暖であるわが街で100㎞以上走るコース設定をイチロウに企画して貰い、急遽上記の日程でミニ合宿と相成ったわけである。
折角ならばGilberto’sの面々をもてなす場所として目論んでいる旅館の下見もこの際してしまおうと企んだのだが、25日当日になってその旅館に予約しようとするも、生憎先方は「本日全室満席でございます」と断りの返事が寄越してきた。安易に考えていたこちらが悪いのであるが、実際に行けないとなると、誠に残念であった。暫く二人して思案したのであるが、「じゃあ、そのまま職場で晩飯を喰ってそのまま泊まってしまおう」ということになった。
25日(土)いつも通りに仕事をこなし、午後5時の終業時間になると急いでジャージに着替え、イチロウと二人でウォーミングアップとして22㎞ほど走行する。最初は緩やかに平坦道を走り、途中トンネルがふたつある山坂道、そして小用桟橋手前を右折して秋月地区へ向かうなだらかな上り道。上り道のピークに名づけられた「しびれ峠」なるコーナーで、しばし呉市を臨み、そしてその峠を下って海沿いの道を南下。ひとつ短い峠を越えると、再びほぼ平坦な県道に出て、その道を県道に沿って北上する。ここでは、少しハードにペダルを廻して先に行くイチロウについて行こうとしたが、1.5㎞程度追走出来た後は彼に軽くちぎられてしまったw。気持ちの良い汗をかいて職場には午後6過ぎに帰着。ふたりとも意気軒昂であり、翌日の100㎞走行への弾みがついた。
夫々にシャワーを浴びて、晩飯の調達に市内のスーパー買い出しに出かける。土曜日の夕方7時前後に残っているお惣菜は品数も少なく、選ぶのに困ったが、さりとて食材を買って何かを作る元気もなく、夫々思い思いに残っている惣菜の中から選んで購入することにした。
琵琶湖ロングライドを想定して、その夜は禁酒とするアイデアも浮かんだが、目の前に缶ビールが冷蔵コーナーに積まれてあるのを見るとやはり欲しくなり、それを一缶手にすると、ついウイスキーの小瓶にも手が伸びてしまった。
“いやはや私は緩やかなれども確実にアルコール依存症に向かってゆっくりと進んでいるらしい”心の中で苦笑いをしてしまう。
午後7時30分頃から、職場にて夕食会とする。職場の居室で、オッサン二人でお惣菜つつくなんざカッコの良いものではないのだが、勝手知ったるイチロウが相手であれば却ってこんな食事でもまた旨いものである。私は、学生時代の寮生活や貧乏アパート生活時の光景を思い出していた。Oscar PetersonやJaco Pastriousなど学生時代によく聴いた音楽を聴きながら、ふたりで缶ビールを開けて乾杯。その後買ってきたお惣菜を電子レンジで温めて分食べ、messengerのグループチャットでコウスケやジロウに「本合宿にはぜひ来いよ」などとメッセージを送り、二人の間では何時もの他愛のないことを喋った。結局のところ、気心知れた野郎と楽しめるのであれば、何喰っても関係なかったかw。
アルコールを缶ビール350ml、ウイスキーのソーダ割グラス2杯入ったところで、急速に疲れと眠気が出始めて、午後9時過ぎには夕食会は終了。ミニ合宿1日目のスケジュールは完了となった。50過ぎのオッサン二人には、夜遅くまで駄弁る元気も残っていなかったのであった。
翌日は、午前8時に江田島の北部を出発し、江田島~能美島~倉橋島~鹿島を目指す107㎞走行を予定していた。天気予報によれば、当日の天気は、晴れ後曇り、気温 13℃/ 3℃となっていた。(つづく)
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