本日は、beautiful day の形容が相応しい一日である。空気はまだ肌寒さを感じるが、暖かい春の陽光に辺りが輝き、空は青く澄み渡っていた。
気が付いてみれば、3月も下旬に差し掛かり本格的な春を迎えていて、blogを書き始めて2年経った。
この1年間は、仕事においても私生活においてもその前の年に比べて大変忙しかった。思うようにならないことも多く、不機嫌な心もちで過ごすことも多かったように思える。自然とblogに対してもそれまでと比べると力が入らず、気分転換にとblogの場所を変えた。書く場所を変えて、より日記的で自己開示的な内容になってしまったのだが、偶然に訪れる方にも、定期的に読まされる方にも、これらの悪文は読み辛かっただろうなと思う。
限られた普段交流のある方に読んでもらう事を前提に、ごく私的なことをこのblogで書き綴っていくつもりが、不用意にメジャーな名詞を入れたタイトルを付けると、アクセス数(ページビューイング)が増えてしまい、頭の中で知人の顔を並べてみても、それ以上の方が訪れたことがあり、恥ずかしく内心慌ててしまったことが幾度かあった。特に「びわ一2015」というタイトルを付けたものの中には、今日現在で31回をカウントしたものもあり、その文章のあまりの貧弱さを思うと、誠に困り果てしまった。
すこし後知恵がついて、今後はタイトルに用いる名詞は、あまりポピュラーでないものしようと思った。
Blogを公開していて不特定の方が訪れるのは当たり前なのだけれど、書く私にしてみれば書きたい特定の対象がある訳でもなく、またそれらの対象についての情報が最新のものでもない。或は、日々起こっている事象や現在の社会情勢について意見をしたいわけでもない。意図的にその真逆の取るに足らないことをダラダラと駄弁りたいだけで、それを私の周囲の知人に「また、マサキがくだらない事を書いている」と笑ってもらいたいというのが主たる動機であるので、偶然にもこの駄文に目を通しておられる方がいたら、あるオッサンが独り交換日記ごっこをして遊んでいると思っていただけたら有難いと思っている。
この1年間は、びわ湖一周ロングライド2014に始まり、同ロングライド2015で終わったような気がする。その間私の個人的なビッグイベントは、Gilberto’sの面々と交流したことが主軸となっていて、その間はそのイベントに向けて独りで地理・文化的なことや音楽的な事を取り上げて遊んでいたような気がする。
最初に仕事・プライベート生活において忙しかったと述べたが、ストレスに押しつぶされることなく過ごせたのは、彼らに遊んでもらったおかげであり、そうやって心の平衡を保てていたのだなとつくづくと思える。
びわ―2015が終わった後、気候が不安定のせいか或は生活上のフラストレーションのせいか、暫く落ち着いた気分で過ごせないでいたのであるが、今日のような明るい陽光の日差しを浴びていると、不機嫌な心もちを明るい気持ちへ切り替えるように促されているような、自然の力を感じた。
ふと職場の敷地内にあるケーブルに、一羽の燕が止まり乱れた羽毛の毛繕いをしているのが目に留まり、そして遠くからウグイスの鳴き声が聴こえて来た。
考えてみれば、生まれてから季節が49回転し、40代最後の春が訪れた。また静かに新しい季節が始まろうとしている。そして、その季節の流れが、私の背中をそっと押してくれそうな気がする。
“歩を前に進めるのであれば、穏やかで前向きな心もちでこのまま進んで行くべし”と独り想ったりした。
(追記)
遅ればせながら、スマホをi-phoneに買い替えました。綺麗な写真が撮れるのが誠に嬉しい限りw。
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