2018年3月21日水曜日

本格的な銀輪シーズンの到来w! その1

3月に入り急速に気温は上がり、昼間の最高気温が20℃近くまで上昇、梅の開花が例年に比べて遅いような印象を持っていたが、3月下旬には桜の開花予想が聴かれるようになった。思いのほか急速に本格的な春が近づいているようである。

先週始め、311日にびわイチに参加したイチロウが出勤してきて、びわイチでの様子を断片的に報告してくれた。



彼曰く「あのな、ヤマグチ君が滅茶苦茶速くなってたぞ!オレとかジロウを完全にジジイ扱いなんだよw。スゲー飛ばしてな、各エイドステーションで、俺たちに大丈夫ですか、大丈夫ですか?なんて、気を遣いやがってな……w 本人は『そんなに練習していない』って言ってやがったけれど、よく見ると自転車に電動・無線ギアに着けていて、あれで走ってないわけないだろうが!って思ってさ。」「もう次回は、リベンジしてやらんといけん。そこでだなあ、次回はこちらもリーサルウェポン出すからなと言ってやったんだ。だから、マサキ乗鞍までに磨いておけよw!」


私「え?なんでオレがリーサルウェポンなのよw。俺が乗鞍ヒルクライム出るの、言ってしまったのかよ。黙っとけって言っただろ?。」

イチロウ「ああ、言った言った。大いに言った。だって悔しいだろ?ヤマグチ君をぎゃふんと言わせんといけないだろ。ジジイ扱いされたんだぞw。」

私「オレはジジイ扱いされるの別に良いんだけどねw。まだ乗鞍走ったことがないし、完走できるかもわからないんだぞw」

イチロウ「良いから、良いから。これから夏までに鍛えれば大丈夫だってw だから気合入れてトレーニングするぞ!目にもの見せてやるわw」

そんな具合で、8月下旬に開催される乗鞍ヒルクライムに向けて自転車練習に励むことになった。標高差1000ml程度、距離にして20㎞、上り勾配47°途中1013°の激坂箇所が複数あるコースを私はこれまでに経験したことがなく、果たして上り切ることが出来るのか?現実的に考えれば考える程、今の自分には無理なような気がしてならない。

イチロウは、びわイチから帰って以来意気軒昂で私を焚き付けるように、「なーに、80分から120分くらい我慢すれば良いのだから、ロングライドに比べたら勝負は速いんだからさ。大丈夫だって」などと宣う。

そう言われてしまうと、「そんなものかね」と相槌を打つしかないのだが、イチロウの「だーいじょうぶ、だーいじょうぶ」が曲者でw、彼の言うように彼自身にとっては大丈夫で且つ私自身にとっても結果的には何とか『大丈夫』であったとしても、その過程で何度苦しい想いをしたことか…..w そんな私をみて、彼は「予定調和的に旨くいけば良いんだよ」などと独り納得しているのだ。

兎にも角にも、イチロウは乗鞍ヒルクライムに向けて普段よりも増して自転車のトレーニングに力を入れ始めた。その傍らで私もうかうかとしているわけにも行かなくなったので、少しずつ自転車に乗り始めたところである。週2回程度のローラー台でのペダリング、週11時間程度の坂道走行、(出来れば、月16080㎞走行)などのルーチンとしたいと思っている。



さて、今シーズンはどんな銀輪シーズンになることやら。何度も大汗をかいて激しく脈打つ鼓動を感じならが長い上り坂を漕ぎ上がって行く己の姿を予想するのであるが、そうした苦しみも想像しながらも、一方で、登った後の達成感を味わいながら気持ち良く風を切って下って行く視覚的表象も脳裏に浮かんで何とも言えぬ愉快な気分も沸き起こってくるのであった。

(追記)
上に挙げた品々は、びわイチに参加したイチロウがお土産としてくれたもの。

1)しがふなずしキャラメル
 私がびわイチをドタキャンした“ペナルティー”として、イチロウ・ジロウ達が買ってくれたという。想像していたよりも、匂いは気にならず。ヨーグルト味に少し醤油のような出汁のようなコクがあって食べていて楽しい。滋味豊かでなんだか元気が出てくる。自転車走行に携帯して栄養補給に良さそうだ。イチロウ、ジロウ、ヤマグチ青年、楽しい“ペナルティー”をありがとう

2)小鮎のオイル漬け
 これはイチロウからのお土産。オイルサーディンに似ているけれど、これは塩分控えめで、はらわたの苦みがウイスキーに合うよとはイチロウの感想。早速試してみたのだけれど、確かに合うw!オイルサーディンに比べると、その肉は柔らかく塩分控えめ。 オイルサーディンをイメージすると塩分が足りないような気もしたが、これ以上の塩分や味付をしてしまうと却って鮎の風味を破壊してしまう事になりそうで、ギリギリの味付けのような気もした。すこし、淡水魚独特の風味が気になるようであれば、柑橘類の汁をふりかけるか、黒コショウを振りかけても良い気がする。私は、後半アクセントつけに黒コショウを振りかけた。とっても美味しかった。春の近江へ誘われているような幸せな気分になった。イチロウのセンスに脱帽、本当にありがとう。


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