随分、このブログの更新を怠ってしまった。
今年に入って早々に、坐骨神経痛らしき症状に悩まされてしまい意欲まで削がれてしまった。知人の整形外科医に相談すると、取りあえず安静にして過ごせ、特に「自転車はしばらく休め」とのことだった。全くがっくり来てしまった。3月11日にイチロウ・ジロウと今年もびわイチに出場するつもりでいたのだが、先行きが怪しくなったものだと思った。
そしてしばらく後に、大学時代の先輩から私の職場に電話があり、彼から連絡が入るなんて珍しいことがあるものだと電話に出ると、彼曰く「3月10日(土)にお世話になった上司が今年度末で定年退官となる、ついては3月10日にその記念祝賀会を開く旨葉書がそちらに行っている筈。君からの返信がないが、どうするのだ?」「君は、随分お世話になった筈だから、よもや欠席する筈はないよな。」とのソフトな詰問があった。
通知はがきの件は、全く知らなかったのであるが(後で私の職場の事務がその葉書を私に渡しそびれていたことが発覚)、その先輩からの話を聴きながら11日のびわイチのことが脳裏をちらついてどのように合理的に欠席を言い出そうかと想いつつも、次第に「オイラもエエ歳したオトナの端くれなのだから、社会的常識、社会的マナーとして、お世話になった上司にお礼のご挨拶をせねばなるまいな」という想いが強まり、「びわイチ」を振り払うようにその先輩に「この私め、当然○○さんの退官記念祝賀会に出席させていただきます。」と返事をしたものだった。その先輩「それはそうだろう。実は(上司の)○○さんも、『マサキ君は来ると思うよ』と言ってたからな」と言って電話を切った。
冷や汗ものの電話やりとりだった。それにしても、よりにも依って3月10日なんだ?3月に入り卒業・送別会・謝恩会のシーズンだから会場の確保に大変だったろう事は察するも、4月じゃ何故いけないの?などと心の中で愚痴ってはみても、それはそれで仕方がない。
それでは、その記念祝賀会に出た後に夜間滋賀県まで移動するか?と目論み、何度も同会一次会の終わりそうな時刻とJRの時刻表を見比べてみたものの、どうやってもイチロウが予約してくれていた宿がある彦根市までには届きそうにもなかった。
どうやら今年の「びわイチ」の出場は無理なようであった。イチロウに事情を説明したところ、大変残念がってくれて「数年前のびわイチではジャージを忘れてあたふたさせたが、この度はその身までおいて来やがったか。」と笑っていた。
「じゃあ、その代わりにだな…..」と彼が提案しきたのが、毎年8月に開催される乗鞍ヒルクライムへの出場。「ええ?」としばらく逡巡したのであるが、どうもこの度の「びわイチ」をドタキャンしたことに対する彼への罪悪感と贖罪意識が働いてしまい、思わずネット出場予約のボタンをポチってしまったのであった。あーあ、新たなプレッシャーを自ら抱えてしまったw。
今年もヒトとの交じり合いの中で義理に振り回されているおバカな己に辟易とするのであったw。
0 件のコメント:
コメントを投稿