芋づる式音楽探索は、Al Kooperに向かっている。この度、ネット販売で「Original Album Classics Al Kooper/ Sony Music」なる5枚組のボックスセットを購入し、聴いてみた。
1)
I Stand Alone (1969)
2)
You Never Know Who Your Friends
Are (1969)
3)
Easy Does It (1970)
4)
New York City (You’re A Woman)
(1971)
5)
Naked Songs (1973)
が収録されていた。
ただ、音楽的な時代考証に詳しくないので何とも評価しがたいのだけれど、この5アルバム作品の中には、私のようなロックの知識が乏しいオトコが聴いても、随所にビートルズが用いたストリングス・ホーンアレンジスタイル、インド楽器のシタールを用いたもの、ハモンドオルガンの使用(あのget backで用いられたイメージ)ジョン・レノン的な曲調のもの、ビーチボーイズを彷彿させるコーラスアレンジが施された曲も散見されて、ちょっと暫く考えてしまった。
同時代に次々と世に現れる優れた曲(60年代から70年代の音楽シーンってそういう時代だったのだと思う)から彼自身がインスパイアされたのだろうと想像する。「僕だったら、このタイプのアレンジをこんな風に使うけどね」と考えて制作したかのようであり、そこにはAl Kooperのセンスというフィルターを通ってそれらのアレンジ手法がより綿密に再構築されている印象を持った。
さて、芋づる式音楽探索は次にどの方向に向かおうかな。多分、Blood, Sweat &Tearsの1st albumに収録されてAl Cooperが歌っていた、そして私が大好きな曲「Without Her」を作曲したHarry Nilssonに気持ちは向かいそうな感じなのだけれど。その後の展開は“明日の心”次第だw
(つづく)
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