そのまま日常生活に戻っては、上記の決意もいつの間にか有耶無耶になりそうで、イチロウと雑談している折に「そろそろチャリをカーボンフレームのものに変えようかしら」と投げかけてみると、イチロウ「それも良いじゃないの」という。問題は予算であって、おいそれと出費できる金額ではない。じゃあ、今乗っているものと同じメーカーCinelliのフレームにして、その他のパーツは今使っているものを移植してもらう事は出来ないだろうか?と問うと、イチロウ「出来んじゃねえの。ウエキのおやっさんに相談してみたらどうだ?」と返す。
4月9日日曜日、幸いにして天候は晴れたので朝の時間を使って、自宅から愛車に乗って宮島街道を下り「スポーツサイクル・ウエキ」に赴く。びわイチの感想をウエキのおやっさんに報告し、早速本題に入る。事の次第をおやっさに伝えると、おやっさん満面の笑顔で「マサキさん、それ出来ますとも。ちょっと、ネットで国内にあるか調べてみましょうね」と。
しばらくして、「ああ、危なかった。最後の一台分が残っていましたよ。予約のクリックしたら、完売のサインが出ました」と。
あれよあれよと話はまとまり、GW開けから新しいCinelli Super Starのフレームを使って組み立ててもらう事になった。余りの話の進み具合に、一抹の罪悪感を覚えたが、完成車を購入するよりも10万円程度出費を抑えられるので、良い買い物をしたと思うことにした。
おやっさん「マサキさん、良かったですねえ。国内最後の一本だったし、ちょっと迷って雑談している間に、なくなっちゃうこともあるんですから……」
そ、そうね。そう思う事にしよう。思い立ったが吉日、運が良かったのだと。しばらく、節約のために外呑みはせずに過ごそうか….
笑顔でおやっさんと別れて、来た道を再び戻り、往復55㎞の平坦道の約3時間サイクリングを終える。
それからしばらくは気分的には楽しい時間を過ごしていたが、ふとマシンはカーボンフレームになり約2kgの減量することになるのに、己自身が変わらないでいるのは勿体ない、この度の投資に見合うだけのことは己に課さないとお天道様は許しちゃくれないだろうと思い始めた。己自身もゆっくりと3㎏程度の減量し、ある程度の脚力の向上を図らなければ。
そうこの度/ これから1年間のコンセプトは”reframing”なんだよ、と己に言いきかせる。
1.早速、翌日よりウィークデイの晩酌は止める(寝酒することはあるけどw)、腹八分目を意識した食事を心がける、間食は厳禁。
2.トレーニング方法としては、1)イチロウが職場に持ち込んでいるローダーを本人の許可を得て、1回1時間程度/ 週2回乗る。2)週1回は、40-50分程度夕方峠道をチャリで走る。3)月2回程度、休みの日に2-3時間程度自宅付近の峠道をチャリで走る。
上記1.2.を始めて2週間程度なのだけれど、1.に伴うダイエット効果は今のところなしw。晩酌止めは辛うじて止められているが、腹八分目が出来ない―晩酌を止めて却ってお米摂取が増えているw。継続的努力が必要と痛感している。
2.1)が想像以上に苛酷。部屋の中で汗カキカキローダーを廻してみたところで全然つまらないw。「真夜中のロンサム・ローダー・ボーイ」と名付けてみたものの、夜に独りで汗びっしょりになったところで、爽快感全くなし……。ところが、これは脚力増強効果絶大で、路面で走ってみると、踏み込む力がてきめんついていることを実感。そうだったか、世の中のサイクリスト野郎たちは、こうやって鍛えていたのか……。なかなか自転車を出走する暇なしオヤジにとっては効率的で効果絶大!暫くロンサム・ローダー・ボーイ作戦は継続せねば。
2.2)今のところ、仕事を早く終えた夕方に2度ほど山坂道を走ってみた。コースa.はかなりの急勾配の坂道を往復10㎞、40分程度。コースbは、なだらかなアップダウンと平坦道があり20㎞、1時間程度のコース。ローダー効果ありw。
2.3)は、先日始めたばかりである。これは別項にて述べることにする。
とにかくやるべし、ヘタレキャラはこの際返上したい。コンセプトはreframing 2017 (笑い)。
つづく
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