7月6日から翌7日にかけての大雨による西日本各所で起こった災害は本当に酷かった。私の職場がある地域でも土砂災害により被害を受けた方が知る限りでも数軒あったし、災害発生直後から約10日間つづいた断水、物流の低下は、私の職場の仕事への多大な影響があった。
災害直後から寸断された道路網の整備、水道の復旧作業により、17日に職場はほぼ大雨災害前の業務レベルに復帰し一息つくことが出来たのであるが、それでももっと甚大な災害を受けた地域や被害者の方々のことを思うともろ手を挙げて喜ぶ気持ちにはなれない。
ただ、私や私の職場の事を心配してくださった方々、SNSを通じて心配の連絡をくれた友人たちには本当に感謝の気持ちでいっぱいである。
また、災害直後には通勤困難なった同僚に代わって、無理なシフト態勢で出勤してくれていた同僚、断水直後から猛暑の中給水作業をしてくれた同僚、普段に比べて負担が多くなった作業を黙々とこなしてくれた同僚には本当に頭が下がる想いがした。多くのヒトに支えられて仕事や日常の生活を送れている事に改めて気が付いた。
季節は、大雨が過ぎ去った後、“しれっと”“あっけなく”梅雨明けし、その後は2週間以上にわたって晴天・酷暑が続いている。連日最高気温が35℃~37℃となり、天気予報ではこの暑さを“命にかかわる危険な高温”と形容しており、実際に連日のように熱中症にかかるヒトが多数出ているようである。
本来であれば、真夏の晴天の日に自転車に乗って大汗をかきたいと欲するところなのだけれど、「命にかかわる高温であるぞ」と言われてしまえば、そんな折にチャリを漕いでいるのはおバカな様であると言われそうな気もするし、そもそも身近に大災害を受けて傷ついたヒトや復興に尽力しているヒト達がいるのに、のこのことチャリを漕いでいるところを世間に晒すのも気が引けて、チャリに乗る気も失せてくる。ただ、密やかにyou tubeでツールド・フランスのダイジェストを眺めては、ローラー台に付けた自転車のペダルを廻しながら、時間の空いた夜を過ごしている状態である。
どうもこの夏は、気分的にも身体的にも調子が上がって来ないね。何もせずに、このひと夏を過ごそうか?
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