12月に入り、急激な気温の低下と天候不順のため、思うようにバイクに乗れず、イチロウのモチベーションが上がっていないのが、傍目でも分かった。
空は晴上がっているものの、夜間の雨が路面をしっかりと濡らしていた。イチロウより電話あり、「状態はどうだ」と問うので「しっかりと濡れているよ」と答えると、じゃあ止めにしておこうということになった。
午前8時30分頃家を出発し片道約3㎞、平和大通りをポタリングしながら広島平和記念公園に向かう。よく考えてみれば、この道を自転車で走ることなんて今までなかった。自転車乗りにはちょっと残念なのが、平和大通りの歩道はそこそこ幅はあるものの、ブロックが敷き詰められていて走りにくい。幸い休日の朝なのでクルマの通りもまだ少なかったので、車道を走ることにする。
平和記念公園にほどなく到着。しばし自転車を降りて公園内を歩く。何かを思うところもあったようだけれど、そこのところは割愛。
平和公園を出て暫くそのまま東側に向かい平和大通りが終わる辺りで南下、広島刑務所の塀を横目に見ながら西に向かい帰宅。帰宅時午前9時30分頃、走行距離8㎞程度か。
“さて、どうしたものか?”どうも、物足りない(笑)。バイクに乗りたい(笑)。夕ご飯までの2時間程度どこを走ろうか?何時ものコースというてもあるが、それではブログのネタにはならない(笑・笑)。短時間で、多少負荷のかかる坂道を走りたい。
ということで、午後4時30分頃より、広島市の北側の山間を一周するコースを取ることにした。午後4時30分頃出発、既に日は西に傾いていて帰宅時には日もとっぷりと暮れていることだろう。
このコースの一部はイチロウの通勤にも使われていて、坂道を上がりながら、奴め相当日頃鍛錬しているのなどと思った。イチロウの自宅付近を通過すると、私にとっては未知の道wとなり、段々心細くなる。広島中心部まで通っているアストラムラインに沿った道を辿るとアップダウンはあるものの確実にそこまで運んでくれるのだが、時間の事もあり、どこかでショートカットしければならない。しばらくその道を進んでいくと広島交通科学館の標識がある。ここに向かえば、自ずと広島中心部から道につながる筈と想い、右折する。ただ、その道は路肩が狭く夕暮れで車両の増えた状況だと少々危なかった。次第に辺りは暗くなり、方角のオリエンテーションが分かりづらく、心細くなったものだった。更に前へ進むと、進行方向に国道54号線の標識が現れ、ホッと一安心する。時刻は6時前後となっていた。
更に進むと、国道54号線に出てこの辺りになると、普段よく使う道なので迷うことなく広島平和記念公園まで進むことが出来た。後は平和大通りを西に向かい目出度く自宅に凱旋。帰宅時間は午後6時30分過ぎ。走行距離28㎞、所要時間1時間58分であった。
それから夕食の準備に取り掛かったが、ひとつ忘れていたことを思い出し、近所の小学校に出向き投票。それで私のその日の行動は終了。
さて、このような私の行動を朝のポタリングを除き、F.B.を介してそれとなくイチロウに伝えていた。翌日イチロウと顔を合わせると彼が「なんで俺を誘わなんだ」と本気とも冗談ともいえぬ顔で聴いてくる。「しかも俺の畑を一部荒らしやがって!この抜駆け野郎。コソ乗り野郎。」などと悪態をつく。そう言われてしまうと、F.B.に出さなかった朝のポタリングについて彼に言えなくなってしまった。
今度は、私が「なぬー」という番となった(笑)。
イチロウには大変申し訳なかったが、私の夜討・朝駆け・抜駆けのおかげで、彼は、すっかりとバイクで走りたくなっているようであり、彼のモチベーションの向上に一役買えたのであれば、私としては本望である(笑)。後は、彼のコンディションが大会に向けて向上するのを祈るのみである。
おわり
イチロウには大変申し訳なかったが、私の夜討・朝駆け・抜駆けのおかげで、彼は、すっかりとバイクで走りたくなっているようであり、彼のモチベーションの向上に一役買えたのであれば、私としては本望である(笑)。後は、彼のコンディションが大会に向けて向上するのを祈るのみである。
おわり
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